ボイトレ時の防音対策について詳しく解説しています。
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ボイトレや歌の練習時の防音対策について

ボイトレや歌の練習時の防音対策について

自宅でボイトレや歌の練習をしようと思うと、音量や周りへの迷惑が気になる人も多いと多います。

音量を気にして毎日カラオケに行ったりスタジオをレンタルしたりしていては時間もお金もかかって大変です。また本格的な防音ルームの設置には高額な費用がかかるため、軽い気持ちで練習するには現実的ではありませんよね。

このページでは自宅でのボイトレに有効な防音対策を紹介します。お金をかけずにできる方法もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

①ボイトレグッズを使う

ミュートマイク
音量を大幅にカットできるマイクです。録音機能がついている商品を利用すれば、自分の声を客観的に聴いて練習に役立てることも可能です。またカラオケアプリ対応で採点機能がついているものなどもあります。自分に必要な機能が備わっているミュートマイクを選ぶといいでしょう。
消音機能付きメガホン
ウタエッタなどメガホンの形状をしたボイトレグッズです。カップで口をふさぐことで発声のボリュームを軽減し、付属のチューブから自分の声を聴くことができます。
シンプルな構造なので、気軽に使えるのもメリットです。声量を鍛える機能が備わっているものもあり、自宅でも声量アップが期待できます。
防音マスク
顔に密着させて歌うと発声のボリュームを抑えてくれるボイトレグッズです。音を抑えることはできますが、自分に聞こえる声も抑えられてしまうので、騒音にならないためのみを考えるのであれば手軽に使うことができます。
リフレクションフィルター
リフレクションとは反響のことで、リフレクションフィルターは残響音などの反響音がマイクに入り込むのを防ぐ録音補助器具です。主にレコーディングの際に使用され、自宅録音にも使われるものです。
歌声が部屋中に反響するのを防ぐため、自宅でのボイトレにもおすすめです。

②大きな声を出さない練習をする

大きな声を出すことだけがボイトレではありません。自宅で大きな声が出せないのであればぜひこちらの方法を実践してみましょう。

腹式呼吸
仰向けに寝て、横隔膜を意識して息を吸いお腹を膨らませます。そのままの状態を保ち筋肉でお腹の形をキープします。筋肉をキープしながら息を吐きます。息を止めないようこれを繰り返します。
ロングブレス
声量をコントロールするためのボイトレです。正しい腹式呼吸が身についたら、実践してみましょう。
まずは正しい姿勢で息を吐ききります。次に鼻から息を吸い込み、軽く閉じた歯の隙間から「スー」と息を吐きます。一定の強さで息を吐くのがポイントです。10〜15回を1セットとして2セット行います。
リップロール
高音をうまく出すために効果的なボイトレです。唇を閉じたまま息を吐き出し、唇を震わせながら「ルルルルルル」と音を出します。
表情筋トレーニング
表情筋を動かすトレーニングは、声帯周辺の筋肉がリラックスし鼻腔共鳴させやすくなるため、高音を出しやすくする効果があります。
口角を上げて「ハー」と発声しながら10秒間キープします。次に唇を突き出して「ホー」と発声しながら10秒間キープします。これを3セット繰り返します。

③防音アイテムを使う

防音アイテムを使って音漏れを軽減させる方法です。完璧な防音ではありませんが、複数組み合わせることでより高い防音効果が期待できます。

隙間テープ
ドアや窓の隙間に貼るテープです。隙間から漏れ出る音を抑える効果があります。
遮音シート&防音マットor吸音パネル
遮音シートを壁に貼り付けて、その上に防音マットや吸音パネルを取り付ける方法です。
防音性を上げるには、壁だけでなく天井など全ての面に取り付ける必要があります。

④布団、毛布をかぶる

こちらもお金をかけずに誰でも手軽にすぐ実践できる方法です。

薄手の毛布より厚手の毛布、毛布より布団の方がより高い防音効果があります。

ただし自分の声が聞こえないというデメリットがあるため、慣れないボイトレをすると間違った練習をする恐れがあります。

この方法を実践する場合は、慣れたボイトレ練習をするようにしましょう。

⑤クローゼットを使う

⑤クローゼットを使う

人が入れる大きさのクローゼットや押し入れがあればできる方法です。お金をかけずに即実践できます。

中に入ってボイトレをすればいいだけなのですが、空っぽだと音が反響してしまいます。

布団をかぶって歌うのと同じ要領で衣類に吸音させて練習すると防音効果は高くなります。

また、③で説明した吸音パネルや遮音シートなどをクローゼット内に貼って利用すると防音効果をさらに上げることができます。

⑥簡易防音室を設置する

ここまでの方法では不安という場合は思い切って防音室を設置するのも一つの方法です。しかし本格的な防音室を設置すると50万から大きさによっては数百万円かかる場合もあります。賃貸だと制限もあるため現実的ではありません。

そこでおすすめなのが組み立て式の簡易的なダンボール防音室。また防音性能は落ちますが、パーテーションで仕切るだけの防音ブースも販売されています。

DIYが得意な方は防音アイテムを組み合わせて自作するのもおすすめです。

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